定読誌は読売(むかむかせずに読める&デジタル加工が容易)だが、元旦はコンビニで買える各紙と残りは図書館でのものをパラパラし、これは!の部分をパチリとやりブログ等に張り付ける。必ずパチリするのは
・社説
・年間予定
・その他印象に残った記事と企業広告
*元旦だけのことだが、日経は競争相手がいて、遅い時間に行くと買えない。今年は負けじ!と相当早い時間に行ったのだがなし! 売れたのかと店員に尋ねたら、取り扱いをやめた!とのことだった。
朝日の社説は、相変わらずパチリに値しない内容。代わりに下記の記事をパチリ
2015年のノーベル文学賞作家「スベトラーナ・アレクシャービッチ(74歳)」インタビュー記事
母はウクライナ人、父はベラルーシ人でベルリンで事実上の亡命生活。
・ ドストエフスキーやトルストイは、人間がなぜ獣に変貌するのか理解しようとしてきました。私はロシア人を獣にしたのはテレビだと思います。プーチンはこの数年、戦争の準備をしてきたテレビはウクライナを敵として描き、人々をウクライナを憎む、獣にするために働くかけてきました。
・ロシアではプーチン氏が大統領に就任した2000年以降政府によるメディア掌握が進んできました。ウクライナ侵攻でも政府の主張に沿ったプロパガンダが展開されています。
・文学は人間を育む人々の心を強くしなければなりません。残虐な運命を見て残虐な運命に身を置かれた時、人間を飲み込む孤独に打ち勝てるように。世界が団結し、ロシアのファシズムに立ち向かうんです。ロシアのファシズムは、危険でウクライナで止まるとは限りません
・偉大なロシア!恐ろしいことです。過去に偉大なドイツや偉大なセルビアが何をもたらしたかを振り返れば流血だけです。
大事なのはどんな独裁者も、時を止められないと言うことです。
憎しみと言う狂気が世界で溢れています。それは伝染するようになりました。紛争が起きていない国でさえもいたようなことを起こっています。私たちは生きているのは孤独の時代と言えるでしょう。私たちの誰もが、とても孤独です。文化や芸術の中に人間性を失わないための拠り所を探さなくてはなりません。
人はどうすれば絶望から救われるのでしょうか?親しい人を亡くした時、絶望の淵に立っている人のよりどころとなるのはまさに日常そのものだけなのです。例えば孫の頭を撫でること、朝のコーヒーの1杯でもいいでしょそんな何か人間らしいことによって人は救われるのです。*先崎彰浩も同じ内容のことをいってたような!
総論だが、抵抗なく読めた社説はやっぱり読売
平和な世界構築へ先頭に立て 防衛、外交、道義の力を高めよう
独裁者が二度と暴走しないようにすることが、新しい秩序作りの出発点だ。そのための第一の方策は、勝てるという錯覚を、相手に抱かせないことだ。
◆「備える力」が必要だ
うかつに手を出したら手痛い反撃にあい、損害がわが身に及ぶとわかっていれば、無謀な攻撃に 踏み切る可能性は低くなる。
万一に備える防衛力の強化こそが、カギとなる。
◆国際世論は無力でない
◆途上国とのパイプ役に
官民一体で「グローバル・サウス」とのパイプ役になれ。
◆ただし、そのために必要なのはまず国力だ。
日本は国内総生産(GDP)で世界3位の経済大国だが、低成長と低賃金の影響
で、1人当たりだと、20年ほど前の2位が27位にまで低下した。 外国人から日
本で働くことを敬遠される状態では、「大国」を誇りにくい。
◆企業にも家計にも、貯蓄は十分にある。それを先端技術や新製品の開発に積極的に
振り向け、経済を立て直すことが先決だ。
◆政治の信頼が国力の礎